山本太郎氏は繰り上げ当選狙い?特定枠と個人票集めの謎

2019年7月26日政治・社会選挙, 山本太郎

山本太郎氏が率いるれいわ新選組が今年(2019)の参院選から導入された比例区の特定枠制度を利用した事で特定枠について少し話題となりました。

自民党が2枠、れいわ新選組が2枠、その他(労働党)で1枠を今回特定枠制度の利用していますが、目的は全く違ったものにも感じます。

しかし比例代表制ってのはややこしく、頭の良くない私には理解に苦しむ上、特定枠まで追加され目を背けたくなりますね。

告示前にれいわ新選組はいくら集まったら10人候補を立てると言っていましたが、比例区に候補者を出すには当該選挙で10名以上の候補者が必要だったからなのですかね。

選挙って難しい。

比例区における特定枠とは

参議院議員選挙制度に関する公職選挙法改正の概要(pdf)

情報少ない、、、個人的な認識になりますが。

隣接県を1つの選挙区にした「合区」において同じ政党から複数の候補者を出せない状態になる為、一方の県の地元候補者を特定枠として優先的に比例代表で当選させる仕組み。

例えば、自民党が比例区で20議席を獲得した場合、通常は個人票(名前投票)の多い順に上位20名が当選となるが、特別枠に指定されていると名前投票に関係なく1位からの上位当選となる。

また、特別枠に指定された候補者は選挙活動は制限され選挙カーやマイクを使った活動ができなくなる。

れいわ新選組の特定枠

今回、れいわ新選組が利用した特定枠の2人で、木村 英子さんと舩後 靖彦さん。

ALS(筋萎縮性側索硬化症)と重度障害のあるお二人に関しては政治活動は元より選挙活動もどうなのだろうと考えられていましたが、特定枠の制限である選挙活動が出来ないという部分を上手く取り入れた利用になっていると思います。

当事者が居ないのはおかしいのか

山本太郎氏は「政界に(困っている人の)当事者が居ないのはおかしい、そんなので良くなる訳がない」というフレーズで様々な人を候補者に選ばれていましたが、個人的にはどんなくくりでも当事者という人達が政治家の中にいる必要はないと考えています。

魚屋が困ってたら魚屋が政治家にいなくちゃいけないのか、ニートが困ってるからニートが政治家になるべきなのか、大袈裟に言えば刑務所の改善の為に受刑歴のある人物が政治家に必要なのかと、私はそうではないと思う。

そういった様々な国民の希望を汲んで働くのが政治家達であり、国民は投票によって民主的にその政治家を選ぶ権利がある。

そういう意味では女性議員が半数必要という考えにも、無理やりに増やすという考えは私としては大きな疑問を持っています。

あらゆる当事者の政治家が必要ならば、今の数十倍の政治家が必要になるのでは?と政治家を減らすという主張すら疑問に思ってしまう。

山本太郎氏が繰り上げ当選?

ここ数日、まことしやかに囁かれている山本太郎氏の繰り上げ当選狙い説。

内容は、政治家としての活動が難しいと思われる方を特定枠にして、当選後からどの時期かはわからないが辞退すれば山本太郎氏が繰り上げ当選となる事を計算しているというのである。

(実際には過去にも例があり、国会でもそういった対応はちゃんとしてた過去があり、一定の政治活動は可能だと思われます。)

インタビューで「自分は捨て石になってでも彼らを政界に送るんだ」みたいな事を力説していましたし、その覚悟が多くの人を動かして票を集めている理由になっているらしい山本太郎氏に限って、まさか流石にそれは狙ってないのではないかなとも思います。

改めて繰り上げ当選について調べてみたら、繰り上げ当選は比例区なら任期中であれば適用されるとの事。

参議員なので今後6年の間に同じ政党の議員が政治活動困難として辞退・辞職した場合は、繰り上げ当選となり議員となる事ができるらしい。

比例で同政党なら選挙直後でなくても、任期中いつでも適用されるのですね。

今回、れいわ新選組は1議席獲得となる可能性が一番高いそうですが、その場合特定枠1位の方が辞退・辞職して、繰り上げ当選で特定枠2位の方が辞退すれば山本太郎氏が繰り上げ当選となる訳ですね。

なるほどー、悪質な天才か!と思いましたが、仮にもしそんな事になれば、票集めの為に特定枠を活用したという事になり批判の的、支持者からも愛想を尽かされる事になってしまいそう。

党代表としての立場は維持できますし、彼は参院選でも当選可能なのでそこまでする必要はなさそう。

もうひとつの謎、個人票集め「山本太郎とお書き下さい」

もうひとつ謎なのはTwitterのアカウント名もそうですが、各地の演説でもおそらく「比例投票用紙には山本太郎とお書き下さい」と個人票集めを大きくされていると思われる。

比例区は山本太郎と書いて下さい

特定枠を優先的に、出来ればおふたりとも当選させたいのであれば、比例区は「れいわ新選組」で投票して貰った方が良いのではないのでしょうか。

そもそも、比例区の個人票は特定枠とどちらが優先されるのかどうかですが、上記pdfでも明記されておらずわからず。

本人は政党内の当選順位は第3位で良いみたいな発言ばかりですし、間違ってもれいわ新選組から比例から立候補している以下7人より個人票が少なくなる事もなさそうですし、今回の選挙で自身の名前投票(個人票)を呼びかける理由が想像できないのですが、なにかあるのかな。

2019年7月26日政治・社会選挙, 山本太郎

Posted by Yousuke.U