楽天モバイル 新プランを他社の大容量・小容量プランと比較してみた

2020年9月11日IT楽天モバイル

新プランを他社の大容量・小容量プランと比較

昨日、発表された楽天モバイルのMNOキャリア用の新プランをdocomo・au・softbankの現行プランと比較してみます。

プランの良し悪しも大事ですが、当面は不足していくであろうカバーエリアや通信の安定さなども考慮する必要がありますが、そのあたりは想定内として契約するひとが殆どだと思われます。

楽天モバイルのMNOプランはUN-LIMITひとつだけ

今まで、多種多様なプラン・オプション・割り引きが各キャリアから提供され続けてきましたが、楽天モバイルのプランはなんとUN-LIMITひとつだけです。

今までauもdocomoもユーザーにわかりやすくシンプルなプランを提供!って言いながら新プランを発表してきましたが、殆どのひとが全然意味不明なものばかりでした。

しかし、楽天モバイルはこれ。
こんなプラン詳細画面みたことなかった・・・!

楽天モバイル、プラン詳細

いや、流石にこれはインパクト付けなのかネタなのかわかりませんが、別でちゃんとした詳細画面もあります。

それでもかなりシンプル、ご老人でも全然内容を理解しての契約ができそうでありますね。

今はまだ、足りないカバーエリアの為にauのローミングを使っているのですが、これが外れたらもっとシンプルになりそうです。

  • プランはUN-LIMIT一種類
  • 対応端末が必要
  • iphoneでの利用は現在不可
  • 月額2980円(税別)
  • 通話無制限(楽天でんわアプリ使用)
  • 通信無制限(自社回線以外の場合2GBまで高速通信)
  • 自社回線以外で2GB以上になった場合は128Kbps通信になる
  • 自社回線以外でのデータ追加購入は1GB500円
  • 先行受付は新規のみ(MNPも含まない)
  • サービス開始は4月8日から
  • 初年度無料(300万人を予定)
  • オンライン申込みで3000ポイント
  • Rakuten LINK(オプションで)3300ポイント
  • 最低利用期間なし
  • 契約解除料・違約金なし
  • SIMロックフリー

大容量プランで比較

docomo・au・softbankで提供されている大容量プランと比較してみます。

家族割(ファミリー割)や固定ネット回線との同時契約割り引きなどはなしでの料金で表示します。

楽天モバイルdocomoausoftbank
プランUN-LIMITギガホデータMAXメリハリプラン
データ容量無制限30GB
キャンペーン中で+30GB
無制限50GB
月額2,980円
(通話定額含む)
通話定額なし
6,180円

+通話定額
(5分)
6,980円

+通話定額
(無制限)
8,680円
通話定額なし
7,880円

+通話定額
(5分)
8,680円

+通話定額
(無制限)
9,580円
通話定額なし
7,480円

+通話定額
(5分)
8,280円

+通話定額
(無制限)
9,280円
補足2年契約適用時2年契約適用時
最初の6ヶ月は1000円割り引き
2年契約適用時
最初の2~6ヶ月目は1000円割り引き
解約金なし1000円1000円1000円

※auは最初の2~6ヶ月目は1000円割り引き、Softbankは最初の6ヶ月は1000円割り引きがあります。

※Softbankのメリハリプランは3月12日から受付け開始の新プランになっています。

※Softbankのメリハリプランは「勝手に割り引き」と称した割り引きがあり、一ヶ月のデータ使用量が2GB以下の場合は1,500割り引きが適用されます。

docomoとsoftbankはデータ無制限ではありませんが、データ大容量&通話無制限とすると

  • 楽天モバイル 2,980円
  • docomo 8,680円
  • au 9,580円
  • Softbank 9,280円

となりました。

楽天モバイルとその他3社の大容量プランで比較すると2倍以上の価格差が出ていますね。

ちなみに楽天モバイルの自社回線以外(auローミング)での高速データ通信上限は2GBで以降低速になってしまいますが、データ追加オプションでの1GBが500円なので、仮に3GB追加して、計5GB使ったとしても約4500円と、他社で5GB使うより全然安いです。

データ無制限プランとなっているのは楽天モバイルとauですが、楽天モバイルはWi-Fiルータ代わりにえたりテザリングも使い放題なのに対し、auはしっかり制限があるので用途としての差も大きそうです。

あまりデータ使わない人向けプランで比較

無制限プランということで、沢山データを使う人向けのプランに感じますが、データ利用1GBや2GBで済むひとにとってメリットのあるプランなのかどうかも比較してみたいと思います。

楽天モバイルdocomoausoftbank
プランUN-LIMITギガホデータMAXミニフィットプラン
データ容量無制限0GB~7GB0GB~7GB0~5GB
月額2,980円
(通話定額含む)
通話定額なし
2,980円~5,680円

+通話定
(5分)
3,680円~6,380円

+通話定額
(無制限)
4,680円~7,380円
通話定額なし
2,980円~5,980円

+通話定額
(5分)
3,480円~6,480円

+通話定額
(無制限)
4,680円~7,680円
通話定額なし
3,980円~7,480円

+通話定額
(5分)
4,780~8,280円

+通話定額
(無制限)
5,780円~9,280円
補足2年契約適用時2年契約適用時2年契約適用時
解約金なし1000円1000円1000円

※auは最初の2~6ヶ月目は1000円割り引き、Softbankは最初の6ヶ月は1000円割り引きがあります。

※Softbankのミニフィットプランは3月12日から受付け開始の新プランになっています。

※docomo、au、Softbankは0~5または7GBまでの変動型料金プランで赤字の部分はデータ使用量が0~1GB未満の場合の料金です。

docomoとsoftbankはデータ無制限ではありませんが、データ小容量&通話無制限とすると

  • 楽天モバイル 2,980円
  • docomo 4,680円~7,380円
  • au 4,680円~7,680円
  • Softbank 5,780円~9,280円

やはり、このプラン価格だとデータ使わない人でも楽天モバイルの方が安くなっていますね。

正直、楽天モバイルの新プラン情報漏れがあった段階では、あまりスマホを使わないのと自宅ではWi-Fiなので、大容量プランじゃなくて小容量プランに期待しておりちょっと残念に思ったものですが、いやはや、大容量派も小容量派も納得のワンプラン料金でカバーしてしまうとは驚きました。

勝手に予想していた高速データ通信2GB+低速と通話かけ放題で3000円~4000円くらいのプランだったとしても十分満足してたと思いますので、単純にプランだけでみた場合ならば、大満足であります。

あとは通信の不安定さは仕方ないとしても、サービスエリアが早く広がっていってくれることに期待ですね。

余談

いやあ、3キャリアの料金プランページは理解するのに相変わらずしんどさですね。

Docomoはシンプル設計とドーンと書いておきながらプラン・オプションを理解するのに数分はかかる。

auとSoftbankに至っては、シュミレーションでもかけないと、とてもじゃないけど自分の月額料金を出すのは困難な状態に・・

一番インパクトが大きかったのはSoftbankで、ドーンとどこよりも安い3,980円って全面に出てる中、家族なし対応の固定回線なしという自分の環境でシュミレーションかけたら実際は9,280円と出てきて目を疑いました。

2020年9月11日IT楽天モバイル

Posted by Yousuke.U