寿がきやのインスタント味噌煮込みうどんが何気に美味しい

2019年6月12日食べ物・飲み物

「味噌煮込みうどん」は愛知県が有名ですが、地元民としても特別郷土料理とも思えない感じですね

起源的には戦国時代や明治時代で中部で広まったとありますが、「鍋・うどん・味噌」のパーツなら、どこの人でも思いつくし愛知県発祥のそれでなくても全然誕生してると思う

さて、違う地域で食べる「味噌煮込みうどん」やレシピサイトでみる「味噌煮込みうどん」は、中部地方でいうところの「味噌煮込みうどん」とは全くの別物

言っても中部地方でも「それじゃない!」って言いたくなる「味噌煮込みうどん」を提供しているお店は沢山あります

味噌の違い

赤味噌や「八丁味噌」で有名な豆味噌を利用します

「八丁味噌」は辛いイメージですが、塩分は他の米味噌などに比べて少ないみたいですよ

残念ながら「八丁味噌」というブランド名は商標の問題で岡崎市の老舗2社だけに留まらず他の会社から製造販売されているものもあります

最近では農林水産省が「八丁味噌」という地理的表示保護制度の対象に登録しました

それが許可された「八丁味噌」の製造元に老舗2社が入っていなくて少し話題となっています

製法が同じなら別に老舗に拘る必要もないのですが、農林水産省が「八丁味噌」と定義した製造方法の条件が結構緩いらしく「八丁味噌」と呼ぶにはちょっとあれなのかもしれないという話です

「これが八丁味噌だ!」と人に説明できる味噌をお求めなら、江戸時代からあるその老舗2社「まるや八丁味噌」「カクキュー八丁味噌(合資会社八丁味噌)」の味噌を間違えない様にどうぞ

麺の違い

中部の飲食店で「味噌煮込みうどん」を食べて残念に思う事の多くが麺です

「味噌煮込みうどん」の麺は、味噌で煮込む事を前提に一般的なうどんと違い「塩なし」で作られているものが理想です

「味噌煮込みうどん、辛い」というイメージですが美味しいお店の「味噌煮込みうどん」はそんなに辛くありませんですね

あと、やはり大きいのが「硬さ」

普通のうどんを使っている店も多く、非常に残念ですね

湯で時間が短ければOKとかそういう問題じゃないです、是非煮込み用のうどんを使って欲しい

中部でもよく「味噌うどん」というのがありますが「味噌煮込みうどん」とは全くの別物です、それは普通のうどんで良いかもですね

山本屋総本家と山本屋本店

有名な味噌煮込みうどん店ですが、山本屋総本家と山本屋本店は全くな別会社です

地元民ですが、正直どっちがどっちとか良くわかりません

どっちも美味しいかな思いますし、どっちも値段がお高くいつも麺類の値段じゃねーだろーっと思います

値段が高い分、名古屋コーチンを使ってたりと食材にも期待はできますけどね

あと凡舌の私なので、高いゆえの美味しさってのもあるかと思います(高いから美味しい)

寿がきやのインスタント味噌煮込みうどんが美味しい

「味噌煮込みうどん」について、いろいろ書きましたが先に書いた記事タイトルみたらインスタントの味噌煮込みうどんの話でした

先日、寿がきやのインスタント味噌煮込みうどんを食べました

寿がきやの味噌煮込みうどん

結構前からある商品ですが久しぶりに食べたら美味しかったです

インスタントながら、麺がなんかこう美味しいんですよ

鶏肉、卵、お餅と定番食材を入れ、封入されてる味噌は全部入れるとチョット辛いですので少なめで頂きました

2019年6月12日食べ物・飲み物

Posted by Yousuke.U