どうなる楽天モバイルMNO用の新料金プラン、かけ放題オプションはあるのかなど

2020年9月11日IT楽天モバイル,スマートフォン

いよいよ今年10月から始まるMNOキャリアとしての「楽天モバイル」。

現行のMVNOユーザーは、準備が整った地域から希望したユーザーにはMVO用にSIMカードを提供するとあります。

MNO開始後もMVNOを継続して利用することも可能です。

MNO用の新料金プランはどうなる?

楽天モバイルがMNO事業に参入すると発表した際、現行の楽天モバイルの料金プランと変わらない内容で提供したいという趣旨の発表をしていました。

最近の情報ですと2019年8月8日に開催された2019年度第2四半期の決算説明会では、新料金プランについて三木谷社長は「まだ申し上げられない」と述べた。

また、楽天モバイルの料金プランの具体的な部分は9月上旬に発表されるとのことです。

MVNOプランはそのまま使えるのか

楽天モバイルの今までの発表を観る限り、現行のMVNOプランはそのままMNOでも使える可能性は十分にある。

2019年10月以降、専用SIMカードを順次送付いたしますので、お手元に届き次第 交換するようにお願いいたします。

楽天モバイル:自社回線への移行について

まずはエリア限定で始まるとされる自社回線ですが、準備ができたエリアから順に自社回線専用のSIMが送付されるとなっています。

差し替える事で自動的にMVO回線に切り替わると思われ、MNO回線専用のプランへの変更の必要性などに関しては記載されていない。

※利用しているスマートフォンが楽天モバイルの自社回線に対応している必要はあります。

無制限かけ放題プラン・オプションは登場するのか

キャリアの料金プランと格安SIMの料金プランで、大きく違うのは無制限のかけ放題プラン・オプションの有無。

楽天モバイルのスーパーホウダイも10分かけ放題はセットになっていますが、無制限の掛け放題はありません。

キャリアから格安SIMに換えようと考えた時、無制限のかけ放題が選択できないのがネックで諦めている人も多いと思います。

逆にMNVOからMVOになる楽天モバイルは自社回線向けにかけ放題のプランやオプションを追加する可能性は高いと思います。

無制限かけ放題プラン・オプションの料金はどうなるのか

auもdocomoも通話オプションとして5分のかけ放題700円、無制限のかけ放題として1700円と1000円の差額を設けています。

楽天モバイルも10分のかけ放題がセットになっているスーパーホウダイに無制限のかけ放題オプションを追加した場合、プラス1,000円となると予想できます。

スーパーホウダイのプランSで、3年目からの通常料金でみると2,980円なので、通話無制限プランまたはオプションにて3,980円になるかもしれません。

近い条件でau・docomoと比較

楽天モバイルの通話無制限が、現行プラン+1,000円だと仮定して比較してみます。

au・docomoでは使用通信量が多段階でステップアップするので、1GB以下の場合と1G以上3または4GB未満の場合で比較します。

楽天は2年または3年利用契約の更新はありません。

5分 or 10分無制限かけ放題
楽天モバイル スーパーホウダイ プランS
0~2GBは高速通信
2GB以降は低速通信
1~2年目
980円~1480円
3年目~
2,980円
1~2年目
1980円~2480円
3年目~
3,980円
auピタットプラン
0~1GB以下の利用
2年契約
3,680円4,680円
auピタットプラン
4GB以下の利用
2年契約
5,180円6,180円
docomo ギガライト
1GB以下の利用
2年定期契約
3,680円4,680円
docomo ギガライト
2GB以下の利用
2年定期契約
4,680円5,680円

楽天のかけ放題が+1000円だとすると2年目以降は3,980円と、そこまで安さを感じませんが、au・docomoではもっと高いので仕方ないかもですね。

現在は楽天モバイルを利用していますが、ほとんどWi-Fiで使うという事もあり2GBは余らしてて繰り越し込みで毎月3GB弱ある状態です。

使い切った後、または高速通信をストップしている時の低速通信も、問題なく使えるレベルだと感じていますので当面楽天モバイルで様子見です。

2020年9月11日IT楽天モバイル,スマートフォン

Posted by Yousuke.U