マヨネーズとサラダクリーミードレッシングの違いを比較
スーパーに行くとマヨネーズと一緒に並んでいるマヨネーズ風「サラダクリーミードレッシング」
カロリーオフ商品ですが値段も安く、また見た目は完全にマヨネーズなので利用されてる方も多いのではないでしょうか
有名なキューピーの商品で比較していきます
商品名は「ハーフ」
商品名もキューピーでいうとマヨネーズは「キューピー マヨネーズ」ですが「キューピー ハーフ」となっていて「マヨネーズ」という名称は使われていません
キューピーのWEBサイトでも商品名は「ハーフ」とされています
もはや気持ちい程に混乱させる気満々のネーミングですが、それは「カロリーオフのマヨネーズ」ではなく只の「ハーフ」になります
また「ハーフ マヨネーズタイプ」という商品もありますがタイプってあまり使われないのでピンとこないですね
マーガリンでいう「バター風味」ぐらいのものでしょうか
正式名称は「サラダクリーミードレッシング」
商品の情報を記載している部分に表示される名称はマヨネーズなら「マヨネーズ」
キューピーの「ハーフ」は「サラダクリーミードレッシング」になります
長いですが食べた感じだとピッタリの名称な気もしますね
また、キューピーのそれは「サラダクリーミードレッシング」ですが他社製品では「半固体状ドレッシング」として記されている商品もあります
ドレッシングの種類
またマヨネーズも元々、食品としての分類は「ドレッシング類」に属しています
ドレッシングの食品としての名称はいくつかあり、より成分・製法がマヨネーズに近いものから
マヨネーズ>サラダクリーミードレッシング>半固体状ドレッシング、となっています
半固体状ドレッシングの中にマヨネーズ・サラダクリーミードレッシングが分類されている訳ですがサラダクリーミードレッシングの規格を満たしていない場合に半固体状ドレッシングとして表示されている様ですね
ドレッシング類には他に「液状ドレッシング」や「ドレッシングタイプ調味料」があります
見た目の違い、キャップの色が違う
「マヨネーズ」と「サラダクリーミードレッシング」は袋を破ると殆ど無地でぱっと見どっちがどっちかわからなくなります
ですが、キューピー製品ですとマヨネーズはキャップの色が赤く、サラダクリーミードレッシングではキャップの色が白いので知っていれば遠目でも見分ける事が可能です
これは明確なルールが存在するのか、紛らわし過ぎる商品を作ったキューピー側のせめてものアレなのかは不明
もしキャップを付け替えられたら?
飲食店なんかはマヨネーズと称して値段の安いサラダクリーミードレッシングや液状ドレッシングを使いたがるかも知れませんが、流石に食べればマヨネーズとソレはスグわかるくらい違うのでキャップ付け替えまではしないと思います
サイズ(内容量)も違う?
「キューピー マヨネーズ」は350g・450gの商品があるのに対し、「キューピー ハーフ」は300g・400gの商品があります
これはやはり大きさが違うと思うのですが、50g差では並べてみないとわからないかもですね
「マヨネーズ」「キューピー ハーフ」値段の違い
スーパーで売られている感じだと「キューピー ハーフ」の方が特売になりやすく安く感じますが、前の項目で書いた通りサイズの違いも加味しなくてはいけませんね
この内容量の違いってのは、やはり特売感を出すための常套手段なのかな思います
お徳用パックが内容量でみたらgあたりは高くなってて味も残念だったりと全然お得じゃないスライスチーズと同じ路線かも知れません
キューピーの公式にある参考小売価格でみてみましょう
参考小売価格 | 100gあたり | |
マヨネーズ450g | 350円 | 77.7円 |
ハーフ400g | 342円 | 85.5円 |
え!?
キューピー ハーフの方が高い・・(これはお徳用スライスチーズを調べた時のデジャブか)
あれ、なにか見間違えてるのかな
ちなみに調べてたら「キューピー ライト(カロリー80%カット)」なる商品も見つけました
ライトはハーフより少しだけ高い?(ハーフ300gですが、ライトは310gしかなくわかりにくい
https://www.kewpie.co.jp/products/product.php?j_cd=4901577042072
https://www.kewpie.co.jp/products/product.php?j_cd=4901577031083
「マヨネーズ」「キューピー ハーフ」の味の違い
「キューピー ハーフ」以外の商品を食した事がないので他はわかりませんが、「キューピー ハーフ」に関して言えば、マヨネーズよりも水っぽく感じます
マヨネーズに近い酸味はあるものの、水っぽさがそうしてるのかカロリー量がそうしてるのか「ビールと発泡酒」「バターとマーガリン」の違いよりも、もっと物足りなさを感じます
完全に好みの問題ですが、あっさり味が好きな人にはハーフやライトの方が良いのかもしれませんね
カロリーを気にしてる人は?
正直、個人的にはカロリーオフという商品でも発泡酒しかりマーガリンしかり、マヨネーズでも結局1食に多く使ってしまって摂取量が増えてしまうなら意味ないよね?っていう考えです
そのへんを上手にコントロールできる人が羨ましい限りです
食品添加物の違い
これはパッケージの裏をみればすぐわかるのですが、材料一覧に記載されている数が全然違いますね
理由はマヨネーズと名称に付けれる規格で材料にできる食品添加物の種類が制限されているからになります
マヨネーズは食用植物油脂の重量の割合が65%以上という規格ルールもありますが、「サラダクリーミードレッシング」や「半固体状ドレッシング」がマヨネーズと名乗っていない理由は単にカロリーオフだからという訳ではない、という認識は大事ですね
マヨネーズでは「調味料」「香辛料抽出物」「食塩」「蜂蜜」「香辛料」が許可されているのに対し、サラダクリーミードレッシングでは「調味料」「香辛料抽出物」「食塩」「砂糖類」「蜂蜜」「香辛料」「乳化剤」「糊料」「酸味料」「着色料」などが多くの食品添加物の使用が許可されています
また必須材料に「でん粉(加工でん粉を含む。)」が追加されます
ドレッシング類の表示に関する公正競争規約及び施行規則(PDF)
食品添加物に関しては、よっぽど問題ない部類だと思い特に意識していません
塩分量はキューピー ハーフの方が多い
パッケージをみると乗っていますが100gあたりのナトリウム、塩分がハーフの方が多くなっています
塩分を気にする人は味が薄い分余分に使いすぎない様にしなくてはですね
マヨラーの語源
ついでにマヨネーズを愛するひととされるマヨラーの語源を調べてみました
マヨネーズ(mayonnaise)の「マヨ」に「~する人」を意味する英語の接尾辞「-er」を加えたものである。「マヨ」に続く子音nからすると「マヨナー」となるはずであるが、「マヨラー」の呼称が定着した。Wikipediaより
1998年にはもうマヨラーという言葉が認識されていたようですね
マヨ丼!
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